徳島ラーメン人生

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新崎人生より

ご飯と一緒にどうぞ!

東北の皆さんは「徳島」と聞いて何を想像されるでしょうか?
阿波おどり、スダチ、四国八十八ヶ所。

徳島市内で生を受け、プロレス入門までの学生時代を、ずっと徳島の地で育った私にとっては、
何をおいても「徳島ラーメン」がお国自慢のひとつであります。

私は故郷・徳島に帰省するたび、まるで初恋の人を慕うかの如く、徳島ラーメン店に駆け込み、
無性にクセになるこの味に触れるたび「こんな美味しいラーメンを、いつか東北の皆さんにも味わって欲しい…」
ずっとそう願っておりました。

しかし残念ながら、ここ東北には、いや私の知る限り、全国的にも徳島ラーメンの看板を掲げた
店はまだ少なく、東京池袋が徳島ラーメンの北限であります(2016年6月現在)

そこで私は、レスラーとして私を育ててくれたこの東北の地に、恩返しのひとつとして、
私の愛する徳島ラーメンを伝えようと発心いたしました。

地元・徳島県のタウン誌が実施した「ラーメンランキング」でも
毎年のように上位入賞している「ラーメン東大」で修業させていただき、秘伝の味を
平成22年3月9日に東北に伝えさせていただくことに至りました。

もともと四国といえば、皆さんの想像に難しくないと思いますが、うどん文化が根強い
地方だけあり、徳島市も戦後すぐは圧倒的にうどん店の方が多かったのが事実です。

ところが、じわじわとラーメン店の数が増え、平成元年を境に軒数が逆転。
そして、平成11年『新横浜ラーメン博物館』への出店を機に、一気にブレイクした
徳島ラーメンですが、私が幼少の頃は「中華そば」または「そば」と呼ばれ、
徳島県内だけで愛されていた庶民食でした。

そんな門外不出の味を、ここ東北にお伝えすることができることとなり、
幸せを感じずにはいられません(実はいつでも食べられるようになった私自身が
一番うれしいのです!)
徳島ラーメンの説明としてはここに書ききれないくらいの特徴があります。

・地元では、黒系・白系・黄色系の三種類存在する流派
・「すき焼き風ラーメン」と呼ばれる独特のスタイル
・20世紀最後のご当地ラーメンと称された伝統…

難しいことはさておき、まずは一度お召し上がりください。
そして、この味と文化を、貴方の目と舌と胃袋で体感してみてください。

食べ方にルールはありませんが、ひとつだけ私からの個人的なお薦めを書かせていただくと、
ぜひ、”白いごはん”と一緒に搔き込んでみてください。地元徳島では、”ご飯のおかず”として老若男女が楽しめる、
堅苦しくなく、みんなでズルズル・ガツガツ楽しめる、それが徳島ラーメンなのです。それでは、徳島ラーメンを存分にご堪能ください。
私の愛した味が、東北の皆さんにも愛していただけることを願いつつ…合掌。

新崎人生プロフィール

生年月日:1966年12月2日
出身:徳島県徳島市 プロレスラー、実業家

高校でレスリング部に在籍し、卒業後は俳優を志し、ジャパンアクションクラブ(JAC)へ。その後、故 菅原文太の付き人を務めていたが、やがてプロレスに傾倒し、その後みちのくプロレスで新崎人生としてデビュー。現在はプロレスラーでありながら、プロレス団体のコミッショナーを務めつつ、徳島ラーメン人生を経営する。

経歴

1993年
新崎人生としてデビュー
1995年
「白使-HAKUSHI-」として、アメリカのプロレス団体、
WWF(現WWE)デビュー 
2003年
みちのくプロレス社長に就任
2006年
センダイガールズプロレスリングを旗揚げ
2009年
みちのくプロレスコミッショナーに就任
2010年
仙台市内に「徳島ラーメン人生」をオープン
2015年
センダイガールズプロレスリングコミッショナーに就任